MAKE YOU SHINE

きみにスポットライトをあてたい

伝わっていてほしい

もっと言えば、それで何かを感じていてほしい。

手紙を書くのは難しい。

全ての感情をぶつけたいけど相手も人間だ。

嫌われるとか好かれたいとかよりも、こう言ったら不愉快ではないかと気にしすぎて当たり障りのない言葉を選んでしまう。

どうも気恥ずかしくて、直接的な言葉を避けてしまう。

あなたが好きですと伝えたいのに、「お芝居のここが好きです」という言い回しに逃げる。

具体的に素敵だと思うところだってあるのに、「こういうところがかっこいいと思いました」で止めてしまう。

そう思っている理由まではなぜか勇気が出ない。

結果的に、ぼんやりとした褒め言葉だけが並ぶ感想文になってしまう。

リプライを送る時もそうだ。

当たり障りのない言葉を送り、当たり障りのない返信がつく。

返信がつくのはもちろん嬉しい。

そして相手が当たり障りのない返信で済ませられるのもいいことだとは思う。

「ありがとう!」で済むなら、あまり手間をかけさせずに済むかなと。

でも、違うんだよ。

かっこいいと思っている理由が、きちんとあります。

おそらく手紙で伝わっている何倍も、好きという感情で溢れかえっています。

だけど全て伝えてしまうと気持ち悪いほどになってしまいそうで、必死に堰き止めて140字や便箋2枚に収めている。

それで私の想いは伝わっているんだろうか。

「応援ありがとう。パワーになってるよ」って言ってくれた。

どんな感想が、言葉が、気持ちが伝わってパワーになっているんだろう。

もっと深いところまで見せた方がいいんだろうか。

下書きで自分の中から出すだけでも躊躇われる具体的な気持ちを届けたら、あなたはもっと嬉しく思うだろうか。

それとも、気味悪く思うかしら。

あなたが私に働く元気を与えてくれるように、私もあなたがステージに立つ元気を与えられていたらいいな。

そんなことはファンの願望にすぎないのかな。

ステージと客席の間にある大きな隔たりを、気持ちだけは行き来できていたらいいのに。